仔犬時代にしつけたはずのトイレが、1歳あたりから失敗するようになってしまいました。
愛犬がトイレのしつけを忘れてしまったのか、反抗期なのか、もっと厳しくしつけるべきなのか、飼い主としては困惑してしまいます。
トイレのしつけが出来ていないと、預けるにしても迷惑かけることになりそうですし、連れていくことも難しく、旅行の計画も立てられません。
また、最近では排泄のためではなく、片足を上げてマーキングをしているような行動するようになりました。
原因と対策を調べてみましたので、同じように困っている方は参考にしてみてください。
原因を調べるために失敗記録をつける
過去の記事でもトイレトレーニングについて書いていて、1度覚えているはずなので、何か原因があるのでは無いかと思い今回はしっかりと調査して対策したいと思います。
この4項目を1週間くらい記録することで、状況が見えてきて、対策が立てやすくなります。
記録をつけることで、病院やトレーナーへ相談する時にも役に立ちます。
【失敗を見つけても】
大声を上げたり、押さえつけて叱ったり、体罰を与えることは絶対にやめましょう。
怖がってしまい、隠れてトイレをするようになってしまい、トレーニングにならなくなってしまいます。
また、片付けをしている時に、戯れさせてしまうと遊んでくれると勘違いさせてしまうので、その場合はケージへ入れてから、片付けをしましょう。
共通点から対策を立てる
失敗時の記録から多かった項目をまとめてみました。
①朝ケージから出したときと、留守番をさせていて、帰宅してケージから出した時。
②リビングの決まった場所3箇所、廊下の玄関近くの壁側2箇所、洗面所1箇所。
③1匹にさせていた時からの解放時で、ケージから出て一通り撫で回されて喜んだ後。
④少し離れたところから見ているか、違う場所に粗相している。
このような感じでした。
ケージの中に、寝る場所とトイレを設置しているのですが、朝トイレシートを見ても綺麗な状態なので、ケージの中全体を寝床と認識していて汚したくないと思っているかもしれません。
この対策としては、もう一つケージを用意して、トイレを追加設置した方が良いのかもしれませんので、リビングの模様替えをして設置を予定してみます。
それまでは、マナーウエアを装着しておこうと思います。
ケージから出すときにコマンドで、トイレを促し一旦はうまくいくのですが、その後、マーキング行動をしてしまうことがあります。
リビングの決まった場所にマーキングをしてしまうので、その場所の1つにトイレを設置することで、対応できるかもしれないと思っています。
また、決まった場所にマーキングしてしまうのは、そこに匂いが残っていて誘導されている可能性がとても高いです。
消臭スプレーで徹底的に匂いを取っておかないと、トイレと勘違いしてしまいます。
マーキング行為を室内でしてしまうのはなぜ?
そもそも、マーキングの目的は自分の縄張りを示すものなので、他の犬が入ってこない室内では必要がないはずです。
飼い主との関係性によるもの
犬の方が人間よりも上の関係になってしまった場合や、飼い主との関係が上手くいかないと感じる時にオス犬は、飼い主の匂いの強いところにマーキングをするようです。
主従関係が逆転している場合であれば、この家は自分のものという意識がありますから、家の中を好き勝手して構わないと思いマーキングをしてしまうという訳です。
主従関係を回復させるには?
家族で、同じようにお世話をしていても、歯磨きや爪切り、耳掃除など犬にとって嬉しく無いことをする相手には警戒します。
遊んでくれたり、おやつをくれる相手の指示には従うので、一見すると家族を順位付けしているように見えますが、犬の中では順位付けしているわけでは無いようです。
ドッグトレーナーのように、いつも優しく接してくれて、たくさんほめてご褒美をくれて、遊んでくれると言う行動の繰り返しが、主従関係を回復させ、犬との親しい関係を築くことができます。
ストレスやスキンシップ不足によるもの
愛犬にとって嫌なことがあったり、スキンシップの時間が足りない場合もストレスにより、マーキングしてしまうことがあるようです。
不安感から安心できる自分の匂いを、マーキングをしてしまいます。
できるだけ遊ぶ時間をとったり、しっかり散歩にいってあげることで、愛犬のストレスを減らすことを重視してみると良いようです。
犬の性格にもよりますが、うちの場合は、だいぶ甘えん坊なのでスキンシップが足りないことが原因なのかもしれません。
マーキング対策防止グッズ
マーキング対策として防止グッズを使うのもおすすめです。
私が使っているものを紹介します。
トイレを認識してもらうためのスプレー
消臭とマーキングをして欲しくないところにスプレーするもの
去勢手術
獣医さんに相談したところ、去勢手術を行うことで、マーキング行動を完全に失くすことできなくとも少なくなるとおすすめされました。
私の場合、繁殖も考えていたので去勢手術は予定していなかったのですが、精巣が1つしか無さそうなので、もう少し成長を見てみて再度検討する事にしました。
まとめ
しつけをすることは大切なので、再トレーニングとなったとしても根気強く気長に続けていくべきなのです。
愛犬との生活環境をもう一度見直して、愛犬がストレスを溜めにくい生活環境にしていくことが1番の近道だと思います。