ペット

必要?ポメラニアンの散歩

ポメラニアンは、とても小さな犬なので、お散歩をそれほど必要としないのではと思っていましたが、家の中ではとても活発に走り回るので、もっと広いところで運動が必要だと思いお散歩に連れ出してあげています。
この記事では、ポメラニアンの散歩時の注意点をお知らせします。

ポメラニアンの散歩の必要性

ポメラニアンはとても活発な犬種ですが、実は運動量はあまり必要としていません。
従って、散歩にかける時間は短くても問題はありませんが、飼い主と愛犬にとっては、
とても大切な時間です。

お散歩の役目は、毎日の運動が目的なだけではなく、飼い主と愛犬とのコミュニケーションの時間であるという方が運動量が少なくても良いポメラニアンにとっては、重要性が大きいかもしれません。

お散歩で外の世界に触れることは、愛犬にとって社会性を身に付けることにもつながります。

ポメラニアンの散歩はどれくらい?

いつも活発に走り回っているポメラニアンを満足させるには、それなりにお散歩に時間をかけなければいけないと思っている方も多いと思いますが、骨や関節が弱いポメラニアンに長時間のお散歩や激しい運動は、関節炎や脱臼の原因になってしまうのでおすすめできません。

運動量の目安として、15分程度のお散歩を1日2回を目安にして、まだ満足しないようでしたら回数を増やすと良いでしょう。

お散歩に必要なグッズ

リード

リードは首輪やハーネスに繋ぐ紐です。
お散歩には欠かせないアイテムで、飼い主と愛犬をつなぐ命綱になります。
危険回避にも重要になりますので、適切な長さのものを選びましょう。

首輪、ハーネス

どちらもリードを愛犬につなぐものになりますが、首輪はリードを引っ張ると首が締まってしまうので、小型犬の場合、物理的な気管の圧迫が原因も原因の一つとして考えられている「気管虚脱」という病気になりやすいので、ご注意ください。

「気管虚脱」
気管虚脱は、何らかの原因で軟骨が歪んだために気管が潰れたような形になり、呼吸が苦しくなる病気で、咳が出たり、異常な呼吸音がしたり、ひどくなると呼吸困難になることもあります。

ハーネスにはベストタイプやベルトのタイプがあり、どちらも装着が簡単で楽なことと、首に負担がかからないので安心感があります。

マナーポーチとビニール袋

飼い主のマナーとして、愛犬のふんはビニールに入れて持ち帰りましょう。
消臭タイプやそのままトイレに流せるものがあるので用意しておきましょう。
その他のお散歩グッズを入れておけるマナーポーチがあると便利です。

水とおやつ

おやつは、お散歩中のしつけのご褒美や、注意を引きつけるための手段としても有効です。
水は、飲み水の為だけではなく、おしっこを流すためにも使うので、多めに持っていきましょう。
飲み水として使う時には、折りたたみ式のトレイやペットボトルに装着できるものもあるので、
お好みで購入して見ても良いでしょう。

散歩コースの選び方

ポメラニアンの足は、とても小さくて細いです。
側溝の穴や段差が、大きな負担になります、また、交通量の多い通りも危険ですので、コースをよく選ぶか、その場所だけは抱っこしてあげましょう。

夏場は、アスファルトやコンクリートがとても熱いので、火傷の危険があります。
ポメラニアンは暑さに弱い傾向にあるので、時間帯にも注意が必要です。

また、いつも同じ時間、同じコースではなく、少し時間を変えたり、コースを変えることで飽きずにお散歩を楽しめると思います。

リードを強く引っ張らないようにしましょう

ポメラニアンは活発なので、どうしてもリードを引っ張ってコントロールすることがあるでしょう。しかし、あまり強く引っ張ると「気管虚脱」の危険性があることと、お散歩に行くことを嫌いになってしまうかもしれません。こちらの思う行き先と違う方向へ行くようでしたら、一旦立ち止まって、落ち着くまで待ってみたり、おやつでこちらに気をひかせてコントロールするのも良いです。
首への負担を考えると、ハーネスを装着することをお勧めします。

拾い食いには注意が必要です

いろいろなものに興味を示すのですが、執拗に、においを嗅ぎ始めたら、口に入れる可能性は高いので、リードを引っ張ってやめさせましょう。
飼い主がしつけない限り、拾い食いを止めることはありません。

まとめ

とても活発な犬種のポメラニアンですが、骨や関節が弱いこともあり、あまり運動量を必要としませんが、運動不足やストレスの解消と飼い主との大切なコミュニケーションの時間ですので、毎日のお散歩を安全で充実したものにしましょう。