愛犬にとって、散歩はとっても楽しい時間のひとつです。
楽しすぎて、ぐいぐいリードを引っ張り、先へ先へを進んでいってしまう愛犬は多いです。
そして、飼い主としては、のびのび散歩させたい気持ちから、そのまま引っ張らせてあげてしまうケースが多いのではないでしょうか。
これにより、犬は、自分の行きたい方向にあなたを誘導するにはリードを引っ張れば良いんだ!と思い込んでしまうのです。
そんな状態では、愛犬の首や喉を痛めてしまったり、
突然の飛び出しで、自転車や車との事故や、他の人の犬とのトラブルなどの危険を回避することが困難になってしまいます。
愛犬と飼い主を繋ぐ「リード」を上手に使って、安全にお散歩を楽しめる時間にしましょう。
引っ張りぐせ予防に正しくリードを使おう
リードはただ持つだけではなく、愛犬の横に立った時にリードを持った腕を下げた状態で、犬の頭から40〜50cm離れたあたりまでの長さが、安全なリードの長さになります。
その部分に目印か結び目をつけておくと良いです。
犬の引っ張る力に負けて、手からリードが抜けてしまわないように手のひらに一巻きして、結び目までのたるみは巻き取ってしまいましょう。
手からおやつをあげながら歩いてみよう
愛犬がリードを引っ張らずに、飼い主の左側に付いて歩けたら、すかさずおやつをあげて褒めながら歩きましょう。
愛犬が飼い主の横を歩いているときは、ご褒美のおやつをあげるようにしてください。
リードを引っ張らない間は、ご褒美を与え続けても良いです。
飼い主の隣を歩くと、良い事があると覚えてもらいましょう。
繰り返し行うと、歩きながらでも目が合いますので、アイコンタクトができたら、褒めてあげましょう。
⬇︎おやつポーチがあると、とても便利です。
犬がリードを引っ張ったら
犬がリードを引っ張ったら、すぐに回れ右をして、今きた道を戻るようにしましょう。
「引っ張ってもいきたい方向には行けないんだ」と伝わるので、引き返してください。
(初めのうちは、行ったり来たりで飼い主も目が回るかもしれません。)
それでも強く引っ張ってきて、戻れない場合は、体の正面でリードを両手で持ち、引っ張るのをやめるまでその場でストップしましょう。
この動作を繰り返すことで、引っ張り癖は改善されていきます。
まとめ
リードを正しく使うことで、愛犬も行儀よく歩いてくれるようになります。
飼い主が、散歩を誘導することができるようになれば、
危険回避にも役に立ちますし、愛犬とのお散歩がもっと楽しいものになるでしょう。🐾